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Lionic LA3000はディープ・パケット・インスペクション(DPI)のために設計されたSIPです。現在、レイヤー7の内容を検査できる機能は切実な要求があります。このような応用はDPI技術を基に実現されます。例えば、アンチウィルス、不正侵入防止、トラフィック分類などです。
LA3000はMPSE(Multi-Pattern Search Engine)です。正規表現と文字列モードをサポートします。つまり、LA3000は同時にメモリで数百万件のパターンを検索できます(メモリのサイズに制限されます)。弊社の特許技術を活用し、最小のメモリ使用とシグネチャのメンテナンスで高い効果を発揮します。
Lionic オートマトンSDK はLA3000 SIPの開発ツールです。正規表現(Regular Expression) / 純文字列(Plain String) コンパイラ(RE-Compiler)とシミュレータ(RE-Simulator)を含みます。LA3000とオートマトンSDKとは必ず併用されます。
オートマトンSDKのコンパイラ(RE-Compiler)はコマンドライン実行ファイルであり、Linux版とWindows版が提供されています。 正規表現と純文字列のルールを読み込み、それらを検索グラフ(Search Graph)にコンパイルすることができます。 この検索グラフを「検査コード(Inspection Code)」と呼び、これが実際に LA3000 で認識される形式です。 その後、この「検査コード」を LA3000 に送信し、複数のルールを検索できます。
オートマトンSDKのシミュレータ(RE-Simulator)はコマンドライン実行ファイルであり、Linux版とWindows版が提供されています。LA3000と同じアルゴリズムを使います。「検査コード」のシミュレーションを行えます。パソコンでシミュレータを使って正規表現と純文字列のルールが正しいかどうかを確認でき、実行結果が期待通りかどうかを確認できます。LA3000ハードウェア検証を毎回行う必要はありません。
LA3000はソフトウェア版があります。「RE-Soft」と呼ばれます。RE-Softの機能はLA3000と同じです。Lionic製のAPIも提供します。
LA3000がないプラットフォームでLionicはRE-Softで同じ機能を提供します。LionicのDPIソリューションは、例えば、アンチウィルス、不正侵入防止、アプリケーション識別など、LA3000ハードウェアとRE-Softとどちらも使えます。
LA3000は広い使用範囲を持ちます。下記にいくつかの例を挙げます。