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ソリューション

シグネチャクラウドサービス

1. Lionicのシグネチャクラウドサービスの概要

DPIソリューションは車のエンジンに例えられ、その動作にはガソリン(シグネチャ)が必要です。シグネチャは特定領域の知識を持つ専門家によって作成されます。例えば、アンチウイルスのシグネチャはウイルス対策の専門家が分析ツール、逆アセンブラ、サンドボックスなどのソフトウェアを使用してパケットの特徴を解析、抽出して作成します。そしてネットワーク機器のスペックに応じて適当なシグネチャを選択、コンパイルし、クラウドにアップロードされます。そしてシグネチャは定期的にネットワークアプライアンスへ配信されます。

従って、弊社の「シグネチャサービス」は2つのコンポーネントとみなすことができます。それは「シグネチャ」と「サービス」です。「シグネチャ」は特定領域の知識を持つ専門家によって作成され、「サービス」は高効率でスケーラブルなシグネチャ配信システムによって提供されます。

2. シグネチャ専門チーム

現在、Lionicにはシグネチャサポート、またはクラウドサービスサポートに関して6種類のテクノロジーがあります。それはアンチウィルス、不正侵入防止、Web脅威対策、アプリケーション識別とデバイス識別およびWebコンテンツフィルタリングです。全てを弊社独自で開発しています。

我々は多様なソース、例えばVirusTotalやセキュリティフォーラムやダークウェブなどからマルウェア情報を収集します。最新の脅威と攻撃を調査し、常にシグネチャを更新しています。これによって、リアルタイムの保護とセキュリティソリューションを提供しています。

3. シグネチャクラウドサービス

多くのお客様は弊社のDPIソリューションを理解した後、弊社がどのようにリアルタイムでシグネチャを更新するのかと尋ねます。Lionicは数年前から、SCS(Signature Cloud Service)という名前のグローバルクラウドシグネチャサービスを構築しました。Lionicのテクノロジーを採用したすべての製品はこのサービスに加入できます。

弊社は「シグネチャ更新クライアント」を提供し、ネットワーク機器内で動作する更新クライアントは「SCS」と通信します。SCSと更新クライアントはライセンスチェック、ユーザー確認、シグネチャファイルのダウンロードと解凍を務めます。SCSは十年以上稼働し続けています。数年前、第三者のセキュリティ会社の侵入テストに合格しサービスの品質が証明されています。当サービスは既に2つの大手顧客にライセンスされ、ユーザーは自らのブランドでSCSを運用しています。弊社は顧客の特別な要求で様々なカスタムソリューションを提供致します。

しかしながら、最も利便性を高めるために弊社の標準SCSを採用することをお勧めします。顧客がカスタムSCSを運用する場合、SCSの保守契約を締結することや、DevOpsチームで複数のサーバを維持管理することとなり多大なコストが発生します。

実際に顧客のすべてのシグネチャファイルは弊社の標準クラウドに保管されています。現在SCSはアジア、ヨーロッパ、米国で運用し、成長を続けています。

 


Figure 1 - SCS Dashboard Screenshot

 

スマートネットワークフィルター、シンプルなセキュリティ

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